ちきりや手拭いシリーズ！『八雲駒瓢箪富士兎』です。

平成26年甲午年のちきりやの手拭いの新作です。
干支では、甲午(きのえうま)歳ですね。

午年を迎えるおめでたい柄ということで、
瓢箪と駒と馬と日の出富士とチキリヤの兎の共演です！

『八雲の馬と瓢箪と日の出富士とチキリヤの兎』です。
空には、馬の形の雲を浮かべて、「瓢箪から駒」の
縁起柄に見立てました。

＝故事ことわざ＝
『瓢箪(ひょうたん)から駒(こま)が出る』『『瓢箪から駒』

【意味】 瓢箪から駒が出るとは、思いもかけないことや
道理上ありえないことが起こること。
また、冗談半分で言ったことが現実になること。

【解説・注釈】 『駒』とは馬のことで、瓢箪のような
小さい口から、馬のように大きいものが飛び出す意味から。

そうなんです。『駒』は、若い馬の事です。　
空っぽと思っていたところから思わぬお宝が出てくる
幸運なお話です。

賞品は、瓢箪だと思って勝ってみたら、立派な馬が
付いてきたというお話にした「瓢箪から駒」という
たとえ話です。

本来古くから馬は、神の乗り物または神の使いともいわれ、
また、農民にとっては暮らしを供にするたいせつな存在だった
ことが伏線にあるのです。

そんなお馬さんを八つの雲にして、午年の手ぬぐいに仕上げました。
幾重にも重なっている雲は、「八雲(やくも)」と表しました。

日本では八という数は古来から、八雲、八重垣、八百万、
近世以降は、大江戸八百八町、大阪八百八橋のように使われたり、
俗に末広がりなどと言われ、偶数で最大の数であり、
万物の発展を暗示する数とも考えられたそうです。
来年の皆様の益々のご発展とご繁栄を願い込めました。

そんな雲の下で、富士山と供に健やかな日々が
おくれるように願った柄です。

『皆さまの何気ない身近なとことから、沢山のお宝が
出てきて、幾重にも幸いが訪れますように。』

※ちきりやの手拭いは、
江戸時代から続く伝統的な注染手拭いです。
表から見ても、裏から見ても同じように見えます。
一般的なプリントと呼ばれる手法とは大きくことなります。

※注染は手染めのため、使い始めは、色落ちがございます。
お洗濯の際は、単独でたっぷりの水で手洗いを
お願い致します。
また、お使いはじめに汗や摩擦により、
色がうつることがありますのでご注意下さい。
使い込んでいくことで、独特な風合いを
お楽しみいただけます。

ちきりやの手拭いは、独特な世界観が好評で、
ギフト用にも最適で喜ばれています。

また、手拭い素材を用いてデザインされた
CHIKIRIYAならではのシャツやTシャツ、
ジーンズ、雑貨小物等がございます。

どうかあわせてよろしくお願い致します。